20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

相手に興味・関心を持つ事で、「伝わる」が成り立つ

コミニケーションコンサルをされている方と偶然お会いする機会がありました。面白かったのが、営業マンをされていて最初の3年ほどは全く売れなかったようですが、社長の一言で営業成績ががらりと変わったようです。

結局はヒト対ヒト

その社長のアドバイスは、

「最初の3分でその人の良い点を3つ見つけなさい」

だったそうです。相手の良い点を見つけることで、結果として相手の事がヒトとして好きになったり、応援したくなったりするので、その想いが表情にも現れるとのことでした。そうした感情が伝播すると、相手も嬉しくなり結果として話を聞き入れてもらいやすくなったようです。

良い点を見つけることは他にも効果がありました。好きであるからこそ、なぜそういった考えをもたれているのか興味を持つようになったことです。結果として、その相手を深く知る事にもなり、相手が「動きたくなる」提案も出来るようになったとのことでした。

結局のところ、コミニケーションは何かしら「相手に動いていただく」のがゴールになると思います。

そのためには、相手を知り、その人にとって嬉しい事、楽しい事、課題は何なのかをしっかり把握することが当たり前ではありますが、重要ということを改めて認識致しました。

ヒト対ヒトのコミニケーションであるからこそ、相手に対して興味・関心を持つことが全ての根本となるのですね。

僕自身の悪いクセでもありますが、「分かっていても動けない・動きたくない」といったことが発生してしまう方は、この社長のアドバイスにある「相手の良い点を3つ見つける」ことからはじめて見てはいかがでしょうか。

それでは、よい1日を!

ゴミも細部に宿る

昨日は、年末年始自宅に家にいなかった事もあり大掃除を致しました。掃除をすればするほど良くゴミが出てきますね。(笑)

細部のゴミが与える影響

冒頭からあまり綺麗な話題でなくてすみません。

風呂場や会社のデスクとかでもそうなのですが、たいした量のゴミではないにも関わらず、それがあるだけで何となく汚く見えてしまう事があります。よくよく全体を見れば、そんな大してゴミが散らかっている訳でもないのに。

そんな事をふと考えていると、新人時代に良く上司に怒られていたことを思い出しました。それは、資料の誤字脱字だったり、数字の入力ミスです。

資料がどんなに綺麗なストーリーで構成されていたりしても、そうしたミスがあるだけで、資料を読む気が失せてしまうことはないでしょうか。

社内で仕事を進める上では、多少資料の誤字脱字等があっても、最近は気にせず進めてしまいますが、例えば営業の方から頂いた提案書だったりすると、

「そこまで頑張ったんなら、なんで最後の注意払わないんだろう」

と残念な気持ちになってしまうことがあります。
(これは僕の度量が狭いだけの話かもしれませんが)

ちなみに、このブログも誤字脱字は結構多いのであまり人の事は言えませんが(笑)、どちらかというと日々感じたことをその温度観を失わないうちに言葉に落とす事が主題ですので、あまり体裁などにはこだわっていません。(それよりも継続が大事なので)

ゴミも細部に宿る

すみません。話がそれました。

神は細部に宿るという言葉もありますが、こうしたちょっとしたミス(しかも本人は気づかないようなもの)が案件の失注などをもたらしてしまうことを考えると、

「ゴミも細部にやどる」

と考えても良いかもしれません。

部屋にちょっとたまってしまったホコリ(ゴミ)の様に、気づいたらそのレポートやサービスの印象を一気に悪化させてしまっているものが無いか最新の注意を払いたいものですね。

そして、小さなゴミのように気づきにくいものですから、出来るだけ発見出来るような仕組みをつくっておく事がより重要になると思います。

ちなみに僕が資料作成をする際には、自分で音読する、他の人に読んでもらうということを常に行っていました。(ご参考までに)

それでは、良い1日を!

ブログ強制期間は終わりましたが、引き続き更新します

昨日は先輩との話だけでなくお酒も弾んでしまい朝はゆっくり始動でした(笑)。

その後、友人に本を返してもらうついでにお茶をしていたのですが、年末に起きた出来事(鍵・財布などの喪失事件)を話したら、ほとんどあきれられていましたが大爆笑して頂きました。

別に芸人ではないですが自分の人生にとって、ネタが出来たことは良かったかもしれません。

課題となっていたブログ継続期間が終了しました

9月以降に急ブログを始めた訳ですが、元々の切っ掛けは「平成進化論 」を執筆する鮒谷先生のセミナーに参加したことでした。

セミナー終了時の課題として、約3ヶ月間ブログを継続するというお題があり、最初は嫌々ながら始めたものです(笑)。しかし、続けて行くうちに

 ・どうやって習慣化をつくるか

 ・言語にする事で、体験が経験化される

 ・そもそも、気づきを得ようと物事を観察するようになる

 ・意外と読者からフィードバックをもらえて嬉しい(笑)

などなど、メリットがあるように感じました。

といったメリットは理解しつつも、日々の仕事が忙しかったりすると、それ以外のことは軽視しがちになります。僕自身も1週間近くブログを放置して、その後どうにか取り戻したりもしました。

今後も仕事はますます忙しくなっていくでしょう。会社自体も勝負の時期ですし、自分自身もここからどうやって頑張っていくのかが一つの課題になると思います。

しかし、そんな中でも気づきや学びを言語化して、自分の血肉としていくことで、気づいたら雪だるま式に自分の力がついてくると思います。

ということで、強制的なブログ継続期間は終了しましたが、引き続きブログは続けて行こうと思います。

ただ、これまでは意識的に対外メッセージを発してきましたが、さすがに今の自分の力ではネタがつきそうです(笑)。ということで、形式にはこだわらず、自由気ままに記事は更新して行くと思いますが、暇な時間にでも一読頂ければ幸いです。

もしブログ読者の方でもしムライと直接接点が無かった方などはFacebookで友達申請やメッセージ頂ければ幸いです。(友達申請の場合は、メッセージも合わせてお願い致します。)

Facebook

今後はそうしたご縁も大事にして行きたいと思います。

引き続き、よろしくお願い申し上げます。

企画内容の結果がやりがいの感情をもたらす

新卒でお世話になったコンサルティング会社のインストラクターとの飲み会でした。

今ではお互いにその会社にいませんが(笑)、そうした状態になってもいつでもお会いできるこういった関係は引き続き大事にしていきたいですね。

先輩との話

その先輩と話をしていて思ったのが、自分で考えた企画や提案は最後まで形にした方が、少なくとも僕はやりがいが出やすい人間だなということです。

コンサルティング会社にもよるかと思いますが、良くあるプロジェクトの形としては、会社の経営計画をつくる支援を3ヶ月つくるといったようなものです。

この会社には、こんな姿、立場になっていたいと真摯に考え、また提案相手の皆さまが実行頂けるように具体化しながら経営計画を作っていきます。こうしてつくられた経営計画は、顧客の意思が大前提ですが、コンサルタントの想い・願いというものも当然ながら含まれています。

しかし、こうしてつくられた計画書を本当に実現して行くにあたって、自分たちが直接関わることはほとんどありません。想定外の自体に遭遇したり、その壁を乗り越えて実現していくのは顧客自身です。

もちろん、コンサル会社が経営企画メンバーとして常駐し、顧客の経営目標実現に向けてサポートし続けるようなこともあるので、全てが上記の通りとは言えません。

ただ、こうした企画のみで終止することで、自分達の行いがどういう結果をもたらしているのか、分かりにくくなってしまいます。

結果には感情がセット

結果には達成/未達という事実だけではなく、その事実を踏まえた感情が伴なって、その感情が自分自身をもり立てる起爆材となるような気がしています。
(本当に凄い方は、そうした結果にも左右されず、粛々と淡々と仕事をされていくのかと思いますが)

ということで、今の会社の仕事でも提案したら形にしきるということを改めて忘れず頑張りたいなと思います。

もし、今の仕事で「やりがい」を感じないという方がいらっしゃいましたら、「提案-具現化」の行動をおこしてみてはいかがでしょうか。
(些細な事でいいと思います。社内の勉強会や定例MTGの提案、運用とか、そういった行動の変化があるだけで日々の充実度は変わるのではないでしょうか。)

それでは、明日も良い1日を!

気づいたら不快感を与えている事はないか

昨日お知らせした通り、本日からはかなりフォーマットも崩して自由気ままに書いて行きたいと思います。

分量も減るかと思いますが、その方が読み手の方にとっても負荷にならないかと思いますので、温かい目で見守って頂ければ幸いです

ある居酒屋での出来事

今日は会社でMVPを頂くきっかけとなったプロジェクトのメンバーと鍋を食べに行きました。鍋にお茶を入れるようでして、独特の味となり非常に美味しかったです。

そんな中で、1点だけ残念なことがございました。

それは、店長とオーナーさんが別テーブルで反省会をし始めたことです。

僕ら以外のお客様は既に帰ってしまい、閉店までの残り時間も数十分でしたので、新規のお客様もいらっしゃらないのですから、始めたくなる気持ちも分からなくもありません。

食事という場は、そのものを食べることが当然重要ですが、その間に生まれるコミニケーションや雰囲気というものも大事にしたいものです。

そうした中で、横で反省会をやられてしまうと、せっかく仕事とは異なる空間を味わいに来たのに、仕事の雰囲気がだだよってしまったり、それが説教まで始まってしまうと、楽しい空気が若干堅くなってしまったりしてしまいます。

あまりお店の不満ばかり述べても申し訳ないのでここら辺でお店に関してはやめておきます。

気づいたら不快感を与えている事はないか

相手を意識しすぎて疲れたり、八方美人になってしまうのは問題外ですが、気づいたらサービスの受け手に不快感を与えるような行動や発言をしていないかということは、常に注意を払いたいところですね。

例えば、

 ・FacebookなどのSNSやブログで批判的な発言やネガティブな投稿をしていないか

 ・会社に掛かってきた電話や頂いたメールに対して素っ気ない対応をしていないか

 ・後輩への指導のつもりが、本人を傷つけていないか

などなど、特に自分自身が「無意識」的にやってしまっていることで、気づいたら不快感を与えてしまっている事があるかもしれません。

毎日やっていたら疲れますが、普段無意識でやっていることを、1日だけ意識的に確認してみようと思いました。そうして、地道ですが、1個1個つぶしていく。

そんな事を実践してみたいと思います。

それでは、明日も良い1日を!

 

やりたいことが無い人種

近況

金融業界で大活躍されていた方に
お話を伺う機会を頂けました。

元々、億を超える年収を頂いていた
そうですが、ふと思うところがあり
私財もなげうって、現在は新しい事業に
挑戦されているとの事でした。

そういうかっこいい大人になりたいものですね。

日々修行です。

今日の本題

もう一人の社長とのお話

昨日はもう1名社長の方とお話させて
頂いたのですが、もの見事にぐうの音も
出ないぐらい、自分の甘さをつきつけられた
気がします。

僕の話に及んでいったときに

社長「ムライさんは、特にやりたいことがないんですね」

(どきっ。)

社長「しかも、飽きっぽいでしょ(笑)。」

(どきどきっ。)

社長「どうせ会社に所属していても飽きるよw。なんで自分でやらないの??」

(どうにか切り返しを)

ムライ「もう少し、企業にいて自分で事業を創った、伸ばしたって実績を自信にしてからと考えてます」

社長「そんなの自信になるの?企業の中でやることと自分で事業を興すの違うよ」

(はい。降参)

ということで、社長向けに事業計画書くことになりそうです。
(別に会社は辞めませんので誤解の無いよう)

実力ついてからというのは、言い訳でしかないんですよね。
はい。反省です。

やりたい事が無い人種

その後も社長と延々と話をするのですが、
その中で面白かったのは、
「やりたいことがないという人種が存在する」
というのが分かった事ですね。

実際には、「やりたいことがない」のか
「やりたいことが見つけられていない」
なのか分かりませんが、そういった人種が
少なくともいるというのは僕に取って安心材料でした。

ここでいう「やりたいこと」というのは、
もう飯を食べる事も、寝る事も忘れて、
ただひたすら没頭してしまう物事のことですね。

ちょっとした興味・関心とは異なります。

なんで、安心したかというと、
そうした人でもビジネスを立ち上げ
上手く行っているといった話も
聞けたところが特に大きかったかもしれません。

どちらかというと、「やりたいこと」の沸点が
わき上がるまでは、事業を興すというのはやめといた方がよい
(どうせ続かない)と思っていましたので。

僕にとっては、どちらかというと
自分の役割であったり、人や社会との
関わり方がより大切であり、それを実現出来る
手段を取りに行くということが必要になるという
ことになりそうです。

今日は、あまり皆様向けのメッセージというより
自分の振返りになってしまいましたが、明日も良い1日を!

お知らせ

今まである師匠の形式をまねていたのですが、
もう少し肩の荷をおろして、自由気ままに
書いていきたいと思います。

(ブログを継続することは大事(気づき力が磨ける)であり、
 そのために極力負荷は下げていく仕組みにしたいと思っています)

 

何か始めるなら「当たり前」にやっている環境に身を置く

近況

年始早々プロジェクトが
加速しています。

結構時間つくるのが大変な状況と
なっていますが、物事の優先順位を
整理して、重要な事に時間を投下
して行きたいと思います。

プライベートでは2名の社長と
お話させて頂く機会がありまして
非常に勉強させて頂く事ばかりでした。

今日の本題

ベンチャー社長とのお話

学生時代から起業されている
社長とお話する時間を頂きました。

事業成長していくなかで、
人員も拡大されているのですが、
採用した人員のマネジメントであったり、
新卒入社の子のモチベーション向上
であったり、悩みはつきないようです。

これまでベンチャー企業で経営企画や
人事をさせて頂いる経験から参考に
なればと想い、色々とアドバイスさせて
頂きましたが、何かしら企業の成長に
繋がればと思います。

話がそれました。
さて、ここからが今日の本題なのですが、

その社長との話で一番面白かったのが、

「周りの友人が起業していたから
 自分も出来るだろと思って起業した」

というコメントでした。

このコメントには貴重な情報が含まれて
いると少なくとも僕には感じました。

何が当たり前の環境にいるか

良く水泳や陸上競技で見かける現象ですが、
ある選手が○○分、あるいは○○秒の壁を
突破すると、突如その壁を突破する選手が
増えるといったことがあります。

少し昔で言うと、水泳の北島選手が
10年以上更新されていなかった平泳ぎの
世界新記録を突破したところ、
他の選手が次々と世界記録を突破した
ということがおきました。

これも、なんで突破出来たのかと思うと
自分の周りの環境で「出来ている」人を
見かけたことで、自分にも「出来る」
イメージが持てるようになったのが
大きいのではないかなと思っています。
(もちろん、努力が前提ですが)

そうした、周りの人たちが出来る、
あるいは当たり前のようにやっている
環境にいるかいないかというのは
本人の行動にも強く影響を及ぼすなと
思います。

もし、何かを始めたいとか
何かが出来るようになりたいと思った際には、
それを当たり前のようにやっている環境に
飛び込むことが、上手くいくための
第一歩になりそうですね。

それでは、明日も良い1日を!

今日のまとめ

・水泳や陸上競技で、ある記録の壁を
 突破する選手が現れると、次々と
 他の選手も突破するようになる

・その大きな要因は、「出来る」という
 イメージが他の選手にも持てたことではないか

・もし、これから何かを始めたければ
 それを「当たり前のように出来ている/
 実施している」環境に飛び込んでみては
 いかがだろうか