相手に興味・関心を持つ事で、「伝わる」が成り立つ
コミニケーションコンサルをされている方と偶然お会いする機会がありました。面白かったのが、営業マンをされていて最初の3年ほどは全く売れなかったようですが、社長の一言で営業成績ががらりと変わったようです。
結局はヒト対ヒト
その社長のアドバイスは、
「最初の3分でその人の良い点を3つ見つけなさい」
だったそうです。相手の良い点を見つけることで、結果として相手の事がヒトとして好きになったり、応援したくなったりするので、その想いが表情にも現れるとのことでした。そうした感情が伝播すると、相手も嬉しくなり結果として話を聞き入れてもらいやすくなったようです。
良い点を見つけることは他にも効果がありました。好きであるからこそ、なぜそういった考えをもたれているのか興味を持つようになったことです。結果として、その相手を深く知る事にもなり、相手が「動きたくなる」提案も出来るようになったとのことでした。
結局のところ、コミニケーションは何かしら「相手に動いていただく」のがゴールになると思います。
そのためには、相手を知り、その人にとって嬉しい事、楽しい事、課題は何なのかをしっかり把握することが当たり前ではありますが、重要ということを改めて認識致しました。
ヒト対ヒトのコミニケーションであるからこそ、相手に対して興味・関心を持つことが全ての根本となるのですね。
僕自身の悪いクセでもありますが、「分かっていても動けない・動きたくない」といったことが発生してしまう方は、この社長のアドバイスにある「相手の良い点を3つ見つける」ことからはじめて見てはいかがでしょうか。
それでは、よい1日を!