20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

過剰品質になっていないか考慮する

近況

本日は知人のMさん、Kさんと
食事に行きました。

2日連続でしゃぶしゃぶでしたが、
冬になると欠かせなくなるほど
大好きです。


Mさん、Kさん共に新しい事に
チャレンジされていて非常に
刺激を受けました。

こちらも負けないよう頑張りたいと
思います。

どうもありがとうございました!

今日の本題

昨日聞いたとある話

友人との会食での話ですが、
某銀行では支店にはパソコンが
1台しかなく全社員で共有している
ようです。

資料をつくるのが主作業の1つと
なっていたシンクタンク
ITと関わりの深いネット産業に
いると驚愕の話に感じます。


ちなみに、メールアドレスも
共通のため、電話をかけないと
その人からの返信は来ないようです。

彼ら自身が仕事の仕方が良いか
どうかは分からないですが、
仕事においてパソコンを
使用しない環境を強制的に
つくるというのは1つの
手段として悪くないのではと
最近思う節もあります。

ツールが必ずしも便利とは限らない

これは、僕が以前開催した
「伝わる資料を楽してつくる」
セミナーでもお伝えした内容と
重なるのですが、資料をつくる際に
まずは手書きで書くことを進めています。

ラフな手書きであれば
数秒で済むものが
パワーポイント等の
ツールを使ってしまうと、
図形の大小の加工・色づけなど、
その操作に数十秒かかって
しまうことがあります。

また、高度な表現が色々と
出来るので「見栄えの良い」
資料をついつい作りがちになるの
ですが、その会議の主題を考えると
シンプルにポイントを箇条書きに
するだけで話が伝わったりもします。

こうして便利ツールを見てみると、
その使い方によっては、

「便利なように見えて実は不便」

ということもあるように思います。

スケジュール共有やタスク管理
なども、エクセルやWebシステム
などもありますが、意外と
1枚のホワイトボードにみんなで
パッと見で分かる形で共有した方が
進捗や、今日誰が何をしているかが
分かりやすかったりもします。

もちろん、海外や異なる拠点との
合同プロジェクトではこういった
ことはゆるされないでしょう。

しかし、そういった場合を
除けば、数千円のホワイトボード
とペンがあれば事が事足りる
と考えると過剰品質を追求して
かえってコスト高になっている
のではないかなと思う事もあります。

そういうのを意識して行くと
日々の仕事や生活でも
「必要以上に品質を求めている」
ことが自分自身も含めて
感じるように思います。

趣味の領域でお金をかけたいものは
特に止める必要もないですし、
むしろ使った方が良いかと思います。

しかし、それ以外で
過剰品質になっているものは
意図的にその質を削ぎ落としていくと、
他に投下出来る時間やお金を
生み出すことが出来るように
なるのではないでしょうか。

それでは、今日も良い1日を!

今日のまとめ

・パソコンで報告資料をつくるのは
 楽だし効率よく感じる

・しかし、必要な情報は箇条書きや
 手書きのメモ程度で十分な事を
 綺麗なグラフにまとめるなど
 実は時間を浪費してしまっている
 こともある

・このように便利ツールは
 一見便利なように見えて
 品質過剰を引き起こし、
 結果として不便になってしまって
 いることもある

・仕事及び生活の中での
 品質過剰を見直してみると
 時間やお金の浪費が減るのでは
 ないか