20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

「謝罪」はチャンス

 

近況 

セミナーに向け着々と準備中です。
今週中にはセミナーの概要を皆様に
お伝えしたいと思っています。

今日の本題

映画見てきました

毎月1日は映画の日ということで、この日だけは
作品を観たいと決めています。逆に他の日はどうしても
観たいと思っても足を運びません。

映画はドラマほど長期ではないし、短い時間で
ストーリーが凝縮されているので、個人的には好きです。

前置きはこの程度にして、今日の本題は観てきた
謝罪の王様」から気づいたことのメモです。

謝るとき、人は誰でも主人公

公式HPにも出ていて、掲載問題ないかと
思いますので簡単に映画の中身の話です。

阿部サダオ演じる主人公は、謝罪コンサルティングの
サービスをしているのですが、そもそもの最初のきっかけは
自らが謝罪したときに、感じた周囲の視線ということでした。

この考え非常に面白いなと思いました。
謝罪というとどちらかといえば、ネガティブな言葉です。
 -何かやらかしてしまったので、その後始末

 -そもそも、そんな事を起こした自分が悪い

など、「謝罪」という言葉から連想された方も
いるのではないでしょうか。

しかし、この映画の主人公は「自分への視線」という
物事で「謝罪」を見直してみた場合、
最も注目されるシーンこそ謝罪だということです。

主人公は、初めての謝りの後は、批判の多い役職や
仕事に就いてあえて、そのような機会を設けるほど
病み付きになってしまっています。

確かに、著名人がセミナーや舞台(スポーツ含む)に
出演するならともかく、その他の方が多くの人の視線を
集めることは中々ありません。

しかし、謝罪であれば、批判される立場でなくとも
誰もがそのような機会を持つ事が出来ると思います.

また、謝罪の場の面白いところは、誠意ある対応を
することで評価が一転してよい方向に変わる、
一発逆転の可能性を秘めているところにあるかと思います。

直接的な謝罪の場ではないですが、パナソニック
以前そのような逆転劇がありましたね。

不具合のあった商品を全品回収すると
新聞の広告をつかって展開したことで、
かえって同社の商品の人気が増したという事例です。

こうして事例も踏まえてみて観ると、
「謝罪」という場も見方によっては、悪くないどころか
チャンスかもしれません。

謝罪だけでなくて、
自分自身が「嫌だ」とか「やってしまった」という
場面にも、別の位置から見てみると、肯定的に捉える事ができ、
かえって積極的に物事を捉えることが出来るかもしれません。

物事の見方を変えてみる、ぜひ実践して行きたいと思います。

今日のまとめ

・謝罪というのは、マイナスのイメージをもたれがち

・しかし、「皆の視線」や「一発逆転の可能性」という
 基準で考えてみると、それは「誰にでも与えられるチャンス」
 に変わる事もある

・このように、一見ネガティブにとらわれやすい事も、
 物の見方を変える事で前向きに捉える事が出来るのではないか