20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

活動する場所を選ぶ-アフリカで勝負されている方のお話から-

近況  

昨日は、ある社長のお宅に伺い、
海外でご活躍されている方の
お話を伺いました。

アフリカ等で活躍されている
日本人の方もいらっしゃるんですね。

非常に良い経験でした。

Hさん、ありがとうございます!

今日の本題 

昨日のお話

まさに、昨日のお話なのですが、
非常に印象的な言葉がありました。

「もうアジアも競争が激しいから、
 今のうちにアフリカで勝負する」

ということでした。

最近ようやく日本でも、

「これからはアジアだ!」

なんて言葉を聞く機会が多いですが、

「これからはアフリカだ!」

というのですから驚きです。

そして、この2つの「これから」は
異なる意味を持っているから
考えの違いが見て取れて面白いですね。

前者は、これからいろんな人が
ビジネスを始めて景気が良くなる

後者は、まだほとんどの人が
手をつけていない

という観点になり、ライバルの数
についての考え方が、異なる考えを
生み出しているように思います。

それぞれに良い点/悪い点あるかと
思いますが、個人的には、
ライバルの数の少なさに注目するのは、
仕事を選ぶ上でも重要な観点だなと
考えています。

少ない方が着目される可能性が高い

紅一点という言葉がありますよね。

多数の中で異彩を放つものとして
その意味を使われることが多いですが、
ライバルが少ない方が良いというのは
「紅一点」を狙うことだなと考えています。

これは僕自身の経験でもあるのですが、
新卒で入ったコンサルティング会社では
論理的な人が非常に多かったので、
はたから見れば、非常に論理性の高い人でも
それでは勝負の土台にも上がれないことが
あったりします。

一方で、転職したベンチャー企業等では
論理性よりも行動力が高い人が多い傾向が
あります。

そういう企業では論理性のある人は、
重宝されることが多いのです。

すると、会社の重要な課題を任せてもらえたり、
自分自身で物事を決める機会も増えてきます。

そう考えると、あえてえライバルの少ない
環境を選ぶというのも良いなと思うわけです。

もちろん、同じ「紅」の中でよりきれいな色を
目指していくのも良いと思います。

しかし、それが全てではなく
「白」の中に混じり「紅」として
活動するという考えかたもあるということです。

加えて、結果として活躍できる可能性も
高いというのが僕の考えです。

皆様はどのように活動する場所を
選びますでしょうか。

それでは、今日も良い1日を!

今日のまとめ

・ある方は「これからはアフリカだ!」
 というお話をされた。それは、ライバルが
 少ないからだ

・ライバルが多い/少ないはどちらが
 良いかは考え方が異なるが、仕事を
 選ぶ上では「少ない」を選んだ方が
 良いのではないか

・ライバルが少ないということは
 「紅一点」の状況となり、自分に
 注目があつまり結果として活動の
 機会も増える可能性がある

・「紅」の中でより「紅く」なるのか、
 「白」の中で「紅」を際だたせるのか
 自分にあったらスタイルを貫いて
 見てはいかがだろうか