20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

提案出来るだけの土壌を整えておく(後輩との相談から)

近況

前職の後輩の相談にのっていました。

会社を良い方向に変えて行きたいという
思いが強く、その想いに感動しました。

課題は、山積みかと思いますが、
一歩一歩前進してもらえればと思います。

引き続き、応援しています!

今日の本題

会社を改善したいと思う事は一杯ある

その後輩との飲み会での話ですが、
会社の人事制度や営業戦略、
さらには自分の役割など、
もっともっと改善・発展出来ることが
あるのに、中々上手く出来ないという
お悩みが中心でした。

その想いは非常に大事ですし、
そういった声を拾い上げるのは管理職
(僕も以前は経営企画室長をしていました)
を中心にやらなければいけないことだと
僕は感じています。

とはいえ、中々全てを聞いてあげるのは
難しいでしょう。

特に、メンバーが「こういう仕事をしたい」
といっても中々任せるのが怖いという
場面も管理職の方ですとあると思います。

そうした時に、声をあげる後輩として
どうすれば良いでしょうか。

小さくてもいいから「実績」を作っておく

何の変哲も無い回答にはなりますが、
今の仕事をきっちりやりきること、
そして、その挑戦したい仕事や
会社を改善したい内容について
小さくてもいいので、
実績を作ってしまう事が大事だと思います。

例えば、会社の会議運営の仕方を
変えていきたいというのがあると思います。

永遠と続く情報共有に、結局何が
決まったのか分からない。。。
短時間ですべき事を決める会議スタイルに
変えたい。。。

こういった想いがある時は、
上司に会議を変えましょうと提言する前に
自分が主催する会議から変えてしまい、
効果を他の方に実感していただくのが
良いと思います。

そこで、実績が出来れば
上司を説得する時の材料にもなるでしょう。
今回の会議であれば、応援してくれる
仲間もつくかもしれません。

その他にも未経験の業務であっても、
例えばその分野に関して調べてきたことを
レポートにして関係部署の方にタダで
提供すれば、認知はされますし、調査内容が
良ければそれを実績として、業務に
登用されるかもしれません。

そして、こうした新しい試みを実績として
つくる時こそ、今の仕事を今まで以上に
頑張る事が大事だと思います。

というのも、こうした取り組みをすると
時間が取られますし、一方で今の仕事も
完遂しないと悪評が立つリスクがありますので、
短時間で今までと同じ貢献をすることを
心がける事が一方では大事だと思います。

と、こんな話を後輩にしました。
偉そうなことを話していながら
自分も実践に繋がっていない部分もあるので
自戒の意味も込めて記事にしました。

それでは、今日も良い1日を!

今日のまとめ 

・自分の役割を拡大したい、会社の仕組みを
  変えたいと思う事がある

・しかし、ただそのまま声を上げても
 聞いてもらえないことも多い

・そういう時には、まずは提案したい内容に
 関して小さくても良いから実績をつくり、
 提案する際の証拠としてしまうことが
 良いのではないか

・こうした実績をつくるためには、
  時間をつくること、悪評をたてない事が大事。
 その為にも、今の仕事は今まで以上に頑張る
 ことが大事となる