20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

プロセスそのものを楽しむ生き方

近況

会社の仕事納めでした。

いつもとは違い、直前まで
ばたばたとしていましたが、
なんとか課題に対して、
形となるものを返せました。

ここら辺、もう少し改善したいですね。

会社での締め会に所属本部有志での
忘年会と年末らしい賑やかな1日と
なりました。

来年も引き続き頑張りたいと思います。

今日の本題

お世話になっている方と久しぶりに

昨日は長年お世話になっている
人材紹介会社の社長の方と飲み会でした。

引き続き、人材紹介業は続けながらも
新しい挑戦をしようとされているようなので、
ぜひお話を伺いたいたく、飲み会をセッティング
いたしました。

といっても、飲み屋は二人のお気に入りの
ビールが180円で飲める居酒屋なのですが(笑)

新しいサービスについては、これから
育てていくものなので、今はまだ細かく
触れないですが、仕事にまつわる様々な
問題意識について議論出来たので、
その中で僕が感じたことに述べていきたいと
思います。

どこにいっても完全な情報は手に入らない

これは就職活動していても、転職活動を
していても感じることです。

これは対企業についてはもちろんのこと、
対自分の情報というのもわからないまま
決断している場合のことが多いと思います。

就職活動生に対して、「自分の強みは?」
と聞く面接官が自分の強みを見つけあぐねて
いるということは多々あると思います。
※もちろん、そうでない優れた方もいらっしゃいます。

そうした、自分の情報も不完全、企業の情報も
不完全という中でおおよその輪郭を描きながら
自分と企業がお互いに大事だと思うところを探りあて、
一致したと思ったところに突き進むしかないように
思います。

そうして選んだ企業にいざ就職してみると
・思っていたのと違う(失望)

・凄い(期待以上)

・もっとこんなことがしたい(自身の変化)
など、様々な体験をすることになるのだと思います。

そうした経験を踏まえ、
なんとなく見えてきた企業の全体像と
自分の全体像をより高い精度ですり合わせていき
自分の理想とする生き方の中の働き方に近づけて
いくのだろうと思います。

経験をどう捉えるか

そんな中で、自分とは価値観が合わない、あるいは
全然力が発揮できなくて悔しい思いをした企業や
部署もあると思いますが、それを失敗と捉えて
ほしくないなということですね。

失敗と捉えてしまうと、その物事に対して
アレルギー反応のように感じてしまい、そのことに
対して蓋をしてしまうだけでなく、また似たような
遭遇に来た時にうまく対処できないように思います。
(過去の自分にも似たようなことがありました)

そこでつらい経験を味わったころこそ、理解できる
人の心であったり、自分にも苦手な領域があることが
改めてわかるように思うのです。

そんな様々な経験や寄り道をしつつも、
その理想とする自分の生き方に進んでいく
プロセス自体を楽しむことができるように
なれるのが仕事というか、生き方を取捨選択
していくなかで大事なのかもしれません。

それでは、今日も良い1日を!

今日のまとめ

・仕事を選ぶ過程において、自己理解、企業理解
 ともに完全な情報は手に入らない

・そうした中で、両者が重なると思われる点の
 情報を見て判断し、決断することで働く機会を
 得るが、実際に体験してみると想定と違うことや
 経験を通じて自分自身が変化して別の機会を
 求めることがある

・中でも、自分が価値観が合わないと感じた経験や
 力を発揮できず悔しい思いをした経験があると
 思うが、そうした時を失敗と捉えず、貴重な
 経験と思い、前向きに向き合ってほしい

・そのようなつらい経験も踏まえて、自分の理想とする
 生き方に近づいていくプロセスそのものを楽しめる
 ようになるとより良いのではないか