立場を経験してみると視点が増える
セミナー開催準備
「伝わる資料」を効率的に作るための考え方と方法
に関するセミナー準備を進めています。
お問い合わせは、
・コメントで記入
・または、seminar@muraiyosuke.com
までご連絡頂ければ幸いです。
近況
昨日は大学時代に作り上げたプログラムの
今年度学生スタッフが主催する決起会に参加しました。
色々課題にぶつかるかと思いますが、頑張ってください!
応援しています。
今日の本題
大学時代に就職支援のプログラムをつくりました
大学時代に僕が作り上げたのが就職支援のプログラムでした。
その後、毎年参加者が翌年のスタッフとなり今年で7年目に
突入しています。
歴史を経て、僕が立ち上げたときとは比べ物にならないぐらい
中身も充実したものへと進化しています。
そして、このプログラムは就職活動の学生、あるいは企業から
お金を頂戴しています。
しかも、学生にとっては結構な金額を頂く内容となっています。
つまりは、サービスを企画し、形にし、販売する
という事業運営のサイクルを学生の皆がまわしています。
経営を疑似体験すると得られる視点
そうした、事業サイクルをまわした
歴代のOB/OGが昨日の決起会に集まっていました。
彼らの企業での活躍ぶりを聴くと微笑ましいのと
同時にある事に改めて気づいたことがあります。
それは、経営者としての目線を自分なりに持とうと
している事です。
もう少し噛み砕いて言うと、
お客様や会社の期待に応えるために、
自分がより良いと思うことを決断し、実行している。
「もし自分が社長だとしたら、○○だと思う」
といった言葉が出てくる事です。
経験するから感情・想いが想像しやすくなる
なぜそういった言葉が出てくるのかというと、
事業運営を疑似体験したことで、
・お客様に対して何を届けるのか真剣に考えないと飯が食えない
・指示する人がいないから、自分で物事を決めなければ行けない
・自分たちが信じきれないことをやろうとしても心が続かない
・組織が良くなるために、今何をすべきか
・さぼっている人には、給与を出したくない(笑)
など、経営者の方々が遭遇するシーンや感情にわずかながらでも
触れたからなのではないかと思います。
触れることによって、経営者の立場、想いを多少なりとも理解し、
自分の中に新たな視点としてストックされるのだと思います。
なので、自分が従業員になった時も、
ストックされた「経営者」というレンズを引き出して
物事を考えることが出来るのかなと思います。
これは、別に従業員-社長という視点だけではなくて、
営業-お客様などでも良くある話かと思います。
人材業界の営業の方が、人事を経験したと後
再び営業に戻ると提案の幅や深みが増え、
お客様の心にささるといったことは良く聞く話です。
このように今の自分とは異なる立場を経験する事で、視点が増え、
物事を多面的に考えることが出来るのではないでしょうか。
それでは、今日も良い1日を!
今日のまとめ
・事業運営を疑似体験した学生たちが卒業して、
企業で働くようになると、「もし社長だったら・・・」
という視点を持って活動していることがある
・それは、事業運営をする中で、経営者の行動や感情を
わずかながらでも理解することで、自分の視点が
ストックされたからではないか
・であれば、今の自分とは異なる立場を経験して
様々な「レンズ」を蓄積することで、
物事を多面的に考えられるようになるのではないか