20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

口癖がうつる

 セミナー開催開催決まりました

10月26日にセミナー開催することが決まりました。

「伝わる資料」を楽してつくる実践型セミナー

になります。

日々の業務で提案書や報告書、はたまた議事録等の
作成に携わる方々のお申込お待ちしております。

近況 

本日は運営のお手伝いをしております
「大人の秘密基地」の開催日でした。
意識の高い方々と意見交換非常に刺激になりました。

今日の本題

昨日の決起会の続き

昨日の決起会には後輩から色々と刺激を受けた
一方で自分自身のある変化に気づきました。

それは、現在ご指導頂いている先輩方の言葉を
あたかも自分の知恵のごとく語っているのです(笑)。

就職後、これからどう頑張って行こうか悩んでいる後輩に対して、

 ・かけ算していって自分が勝てる領域をつくる

 ・とにかく決断してみる

 ・何にでも「イエス」と言って流されてみる

 ・時間を天引きする

などなど、教わった事を良く口にしています。

自分としては、これは良い傾向なのではないかなと思っています。

脳のOSが変わると出てくる言葉も変化する?

なんで良いかなとというと、
教わったことを「当たり前」のものとして
自分が受け入れ始めた兆候だと思ったからです。

皆さまにも経験があるのではないでしょうか。

例えば、会社の中や業界で使われる台詞なども
新人のときは違和感があったにも関わらず、
自分が後輩に教えるような立場になったときには
当たり前のように自分もその用語を使っていないでしょうか?

私も、コンサル会社にいたときは
 ・「で、何が言いたいんだっけ?」

 ・「それ全体感ある?」

なんてことを言っていました。

しかし、転職した後は、

 ・「自分はどうしたいの?」
を良く使うようになるなどなど、
発する言葉が変化していくのを感じます。

環境によって自分の言葉が変わって行くのだとすると、
どの世界に足を踏み入れるのかということの重要性は
きわめて高いと言えそうです。

OSを変えるのは脳に与えられた言葉

しかし、必ずしも周囲の環境だけに依存しないかも
知れないと記事を書きながらふと思いました。

その一例としてヤクルトスワローズの古田選手の話を
あげます。(小学生の頃にバラエティ番組で見た内容で
うろ覚えかつ正確性が低いのが難点ですが)

野村監督がいた頃、ID野球の申し子と言われた古田選手は、
その発言や振る舞いが野村監督に徐々に似ていったのです。

他のヤクルトの選手と比べて、古田選手が
顕著に監督に似ていったのは何故なのでしょうか。

監督の言葉なら他の選手も聞いているはずです。

仮に古田選手だけが、野村監督のような思考回路になれた
唯一の人物だとしたら、それは、自分で、監督のような言葉を
意図的に発信して行き、自分の言葉でOSを書き換えようと
していたからなのではないかなと思います。

これまでの話を無理やり整理してみると、
OSの書き換わり方というのは2種類上げられそうな気がします。

1.与えられた環境から発せられる言葉や環境を
自分が受けいれ、やがて自分の口からも発するようになる。

2.自分の目標とする人物が言いそうな言葉や台詞を言い続ける事で、
思考体系を強制的に書き換えてしまい、やがて口癖のごとく自然と
メッセージを発するようになる

もし憧れる先輩方などがいたら、その方達のコミニティに
参加するのが一番望ましいと思いますが、
仕事や家庭の事情等でその環境に没頭出来る方だけではないと
思います。

そういう時は、野球でいうバットの素振りのように、
自分に言葉を浴びせることで、今とは違う考えを
育てて行く事が出来るのではないかなと思います。

あるいは、両方の手法をミックスさせるぐらいが
ちょうど良いかもしれません。
僕自身はそう感じています。(明確な根拠はないです)

それでは、今日も良い1日を!

今日のまとめ

・自分のいる環境を「当たり前」のものとして
 受け入れ始めた時、その環境での使われている台詞を
 口癖のように使う事がある

・一方で、自分の目標とする人物の言い回しを意図的に
 使い続けることで、結果的にその人物の考えに近づいて
 行く方法もありうる

・もし、自分が新しい習慣を育てていきたいのであれば
 環境を変えるか、バットの素振りのように意図的に
 自分に言葉を浴びせて行くか、自分に合う方法を
 選んで行って行けば良いのではないか