20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

ファイナルファンタジーの「赤魔道士」から「ウリ」を考えてみました

 セミナー参加者募集中です

10月26日(土)13:30-17:00に東京都内でセミナーを開催いたします。

「伝わる資料」を楽してつくる実践型セミナー

日々の業務で提案書や報告書、はたまた議事録等の
作成に携わる方々のお申込お待ちしております。

近況 

昨日は、久しぶりに自宅でのビールを控え(笑)、
その後の活動につながるようメディアの構築
準備等を行っていました。

何かを創っていく過程は、でこぼこ道ですが、
転びながらも前進していく過程が面白いですね。

今日の本題

昨日の「大人の秘密基地」の後に

昨日開催した「大人の秘密基地」の参加者の方々と
勉強会後にお茶しに行きました。

その中での会話で何が自分の強みになるのか
良くわからない、あるいはちょっと武器となるものが
あっても、それがどこまで通用するのか不安がある
という悩みでした。

僕自身も、コンサルタントや経営企画、人事、営業と
様々な職種を経験してきました。

それぞれで貴重な勉強をさせて頂いた一方で、
「じゃあお前の強み・ウリは何なんだ」といわれると
明らかな自信をもって答えられるものは少ないです。

しいて、上げると「どんな組織に行っても結果を残すコツ」
みたいなものをある程度構築できたとは思っています。

ただ、今後はより明確な強みを構築していきたいなと
考えているところです。

それは、なぜかという時に僅かながら昔やった
ゲームがヒントになったのです(笑)

便利な「赤魔道士

僕が子供のころに唯一やったファイナルファンタジーシリーズが
Ⅲだったかと思います。

ゲームに詳しい方にとっては、釈迦に説法でしかないのですが、
この作品では主人公たちが自分の職業を切り替えることが出来る
ジョブチェンジシステムというものがあります。

その1つのジョブが「赤魔道士」です。
この魔道士は、黒魔法(簡単に言えば攻撃魔法)と
白魔法(簡単に言えば回復魔法)の両方を覚えてくれるので、
使える魔法の量が限られる序盤では非常に重宝する存在です。

しかし、以下のようなコメントもあるように、
終盤になると効力の高い黒魔法も白魔法も覚えられなくなり
その存在場所が徐々に失われていく存在なのです。

剣を使いこなし、黒魔法と白魔法を共にクラス4まで使用可能。
ケアルにファイアにワイトスレイヤーと序盤のアンデッド対策はバッチリ。が、簡単に言えば器用貧乏である。悪く言えばでは無く、文字通り器用貧乏。(出所:ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki*

同じ24時間という環境で、時間の密度を上げて人の2倍頑張れば、
2つの「ウリ」を持つことも出来るかもしれないですが、同様の
レベルで1つの事に集中して努力されている型と比べると
終盤で大きな実力差がつくのではないかなと現実の世界でも感じます。

時に「勇者」のように、なんでもレベル高い方もいるかと思いますが、
そもそも「伝説の存在」なので(笑)、気にしてもしょうがないという
ことにしましょう。

個人的には、「赤魔道士」大好きなのです。
黒魔法も白魔法も経験できるのは、今後の自分自身の選択を
検討するうえでも貴重な財産となります。

なので、個人的には「赤魔道士」を経験して、
そこから思い切って一歩踏み出して「黒魔道士」に転換するように、
「なんでもできる自分」から、「これしかできないけど強い自分」
に変化していくことが重要なのだと思います。

中長期的に個人として価値貢献できるよう、僕自身も
まずは1点集中し、自分の強みを明確化していきたいと思います。

それでは、今日も良い1日を!

今日のまとめ

・様々な経験をしてきて、どれもそこそこできそうだが、
 明確な強みと言われると自信がないといった状況が発生する

・そして、その状況をそのまま放置しておくと
 ファイナルファンタジーの「赤魔道士」のように
 序盤は活躍できるが終盤になるほど戦いが厳しくなる

・しかし、「赤魔道士」のように様々な職種が
 経験できるのは選択肢を検討するうえでは基調な情報となる

・であれば、今の「なんでも屋」の環境で着実に成果を
 出しつつも、あるタイミングで思い切って一歩踏み出して
 「〇〇屋」と自分なりのウリを構築していくことが
 中長期で世の中に貢献していくには重要ではないか