本屋は何をする場所か?
近況
昨日は、学生時代に立ち上げた就職支援プログラム
に激励の意味も込めて参加してきました。
(今は7代目の学生スタッフが運営中です。)
OBとなった若手社会人が自分の得た経験、
知恵を後輩に伝えている姿を見ると
あらためて「教育って良いな!」と感じます。
スタッフの皆様、引き続き頑張ってください!
今日の本題
プログラム会場に行く途中で寄り道
昨日はプログラムの会場に行く道の途中で
本屋を見つけたのでよりました。
普段は、ネット上の友人の勧めやキーワード検索で
本を買っていますので、久しぶりの本屋だったような気がします。
では、なぜ僕が本屋に寄ったと思いますでしょうか?
「本屋なんだから、本買うために寄ったんでしょ?
今すぐ買って読みたい本があったんじゃない?」
あるいは
「暇人だし、立ち読みして時間をつぶしたかっただけでは?(笑)」
という声が聞こえてきそうですね。
けど、僕の目的は違いました。
いつもと目的を変えてみる
昨日本屋に行ったのは、
「何のテーマが人々の興味をひいているか観察する」
ことが目的でした。
どうしてこんな目的になったかというと、
「なぜ本って買うんだろう」という疑問が
偶然浮かび上がったからです。
実際どんな理由が思いつくでしょうか?
ムライの場合は、
・単純に趣味
・暇な時間をつぶしたい
・何かの悩みを解決したい
という理由が出てきました。
その中で、「何かの悩みを解決したい」という点に
注目して発想を広げ、本屋は
・より多くの人が悩んでいる
・悩んでいる中でもより重要という感じている
テーマに対応した本を棚に多く並べていそう
という考えに行きつきました。
すると、本屋は「人々の悩みが詰まった場所」
という定義が自分の中で生まれてくるのです。
そうすると、本屋に行くのが面白そうということで、
実際に足を運ぶことになりました。
ちなみに、本日いった本屋では
・禅
・悩まない
といったタイトルが多いなと感じました。
(億万長者というタイトルも多かったです笑)
今の仕事や生活スタイルに問題を感じていて
「ストレスの少ない自分らしい生き方って何なんだろう?」
って悩んでいる方が多いのかもしれません。
このように通常であれば、本を買う場所である本屋を、
「人々の興味関心を調べる場所」と定義を切り替えると、
今回のような発見が次々と出てきそうです。
いつも行く場所の姿が変わる
ちなみに、これは本屋だけでなく、普段何気なく
過ごす場所に関しても同じ事が言えると思います。
例えば、工場でどれだけ効率よくなるか
考えている人にとって、昼にいく定食屋は、
分業や同時並行作業のヒントになるかもしれません。
営業の方にとっては、チラシを配っている人たちの
態度が自分にとってどう感じるかを内省すると、
お客様へ訪問した際の対応が変わるかもしれません。
とはいえ、毎日毎日「何でも勉強!」と思って
観察しつづけていると疲れてしまうかと思いますので、
ふと思ったときに、今いる場所・人を「別の目的」で
捉えてみてはいかがでしょうか。
何かのヒントが得られるかと思います。
それでは、今日も良い1日を!
今日のまとめ
・本屋は普通に考えてみると「本を買う場所」
・しかし、視点を変えてみると
「人の興味動向を調べる場所」へと切り替わる
・普段行く場所も、ただ行くのではなく、
いつもとは違う目的を持って眺めてみる事で
新たな気づきや活用の仕方が出てくるのではないか
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