20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

最初の一歩を踏み出す前に必要なこと

近況 

昨日は友人のO君とランチでした。

華麗なる転身をとげて、今は業界の最先端で格闘中ですが、
一見うらやむ業界の人たちも彼らなりの悩みはあるようです。

引き続き、O君の活躍を願っています。

今日の本題 

昨日の続き

昨日は

慣れるために、まず必要なこと

という記事で、まずは意味づけが大事だという話をしました。

本日は、残りの2つのポイントについて書いていきたいと思います。

負荷が掛からない仕組み

2点目に上げたのが、「負荷」でした。

なぜこれが大事かということについては、
実は以前の記事にヒントがあります。

ここで言っていたことを簡単に要約すると

・最初に高い負荷をかけると一度休んだ時に
 取り戻そうとするプレッシャーが高くなる

・いつでも「復活が楽」な状態を繰り替えしていくことが
 長期的に力を蓄えることにつながる

ということになります。

慣れるのも同様だと思います。

時々食べるごちそうとご飯の違いのように、
適度な刺激の方が結局飽きずに続けやすいでしょう。

あえて負荷をかけないことで、
復活が楽という安心感と飽きを来させない心地良い刺激が
生まれ結果として慣れへと続くことになるかと思います。
(そして自分でも気づかない程度にじょじょに負荷を
   上げていくのが+αの成長をもたらすと思います)

監視あるいは応援してくれる周囲の人々

部活動や日々の仕事を思い出して頂ければ
イメージつきやすいかと思います。

仮に厳しい練習や仕事があったとしても、
「周りも頑張っているし、自分も頑張ろう」
という感覚に多くの方はなるのではないでしょうか。

また、24時間マラソンのように頑張ることに対して
応援してくれる人達があると、つらい時にも
前進してゴールに到着できるようになるかと思います。

個人で何かを始める際もこういった環境を
作り上げるとより継続しやすくなるかと思います。

例えば、ダイエットする場合、始めること周りの友人に公言すれば、
ランチの場所も気を使ってくれるかと思いますし、
ちょっと痩せたなと思えば励ましてくれるでしょう。

公言するのが恥ずかしい人であれば、
塾や教室などいって同じ目的を持っている方たちと
半強制的につながるのも良いかと思います。

ただし、塾等は2点目の「負荷」の視点で考えると
2-3歩目の取り組みとしては若干ハードルが高い気がします。

物事を初めてみて、ある程度エンジンがついてきた来た段階で
踏み切るのが良いのではないでしょうか。

スポーツの練習のように開始序盤から全力ダッシュするのではなく、
ウォーミングアップして体を徐々に温めるのが重要ということと
同じような感覚で受けて止めてもらえれば良いかと思います。

結局のところなれる環境作りさえしてしまえば

昨日と本日の2日で、
「慣れる環境づくり」ということをお話してきました。

このコツさえつかんでおけば、新しいことに挑戦する際も
「どうせ慣れるから」という半ば開き直った気持ちで
積極的にその一歩を踏み出せるのではないでしょうか。

一歩を踏み出す前に、あえて慣れる環境づくりをしてみる。
自分自身でもさらに実践していきたいと思います。

それでは、今日も良い1日を!

今日のまとめ

・慣れるために必要な残り2つのポイントは、
 「負荷がかからない仕組み」と「監視あるいは応援してくれる周囲の人々」

・負荷をかけすぎないことは、
 「復活が楽」という安心感と飽きの防止につながる

・周囲に応援・監視される環境がつくられると、
 「自分も頑張ろうという意気込み」あるいは「励み」が
 得られ、つらい局面も打開しやすくなる

・こうしたポイントを押さえ、慣れるためのコツを
 つくると、「どうせ慣れるから」という間隔を持つことが出来る

・この感覚を持てば、新しい挑戦のときにも不安をかき消すことができ、
 積極的に一歩を踏み出すことが出来るのではないか

引き続き募集中です

10月26日(土)の13時半開催の
「伝わる資料」を楽してつくる実践型セミナー

引き続きご質問等も受け付けておりますので、
いつでもこちらまでご連絡ください。