20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

準備中だと、永遠に開店しない?

近況 

昨日は、株式会社アリスカンパニーさんの
朝活BiZカレッジに参加してきました。
朝の寝たい欲望を抑えてまで参加した勉強会でしたので
得るものも多かったように思います。

朝活。良いですね。

今日の本題 

日曜日の勉強会にて

日曜日の勉強会にて、セミナー同窓生である
Yさんの今の仕事を始めたきっかけの話から、議論が活発になりました。

 ・起業にせよ、勉強会にせよ事をおこすのに必要なことは

 ・その「事」はいつおこすのか

 ・計画はどこまで練るか

などなど、様々な視点が得られて楽しかったです。

その中で、印象的な言葉がありました。

「何かが出来てから、起業しようと思っている間は
 たぶん起業できないと思う」

今の自分にグサっとささる言葉でした。

自分を励ます意味も込めて、考えを整理してみたいと思います。

出来るようになってからその役割につくことは無い

先ほどの言葉ですが、他のことに捉えなおしてみると
意外とどんなシーンでも当てはまるかと思います。

例えば、

 ・部長に就任する

 ・部活でスタメンとして抜擢される

 ・会社で新任インストラクターを任せられる

これまでの経験を踏まえてある程度算段があるとはいえ、
その地位・役職に就く時点では「初心者」です。

つまり、いずれも「既に出来るから」任せられているのではなく、
吸収力が高い、あるいは「近しい経験」をしてきたから
すぐに習得できそうなど、「伸びシロ」に賭けている要素の方が
大きいような気がします。

僕が入社2年目の時にコンサルティングの
プロジェクトリーダーを任せて頂いたのも
僕がプロジェクトリーダーとして何か出来ていたわけではなく、
これからの成長に期待して頂き任せてくださったのだと理解しています。

そして、その経験を通じて、
プロジェクトリーダーとして成長したいのであれば、
実際に当事者となってその大変さを経験し無い限りは、
永遠にその目的は達成できないということを学んだのです。

自分からどう「成りたいもの」に近づいていくか

とは言え、いつも天からチャンスが振ってくるわけではありません。
日々いつも通りに仕事・生活を過ごしていたら
おそらく今と変わらない生活のままかと思います。

では、意図的に機会に近づくためにはどうすればよいかというと、
「疑似体験」していくことが大事かなと思います。

例えば、部長を目指している方であれば、
「彼だったら〜するだろう」と考え行動してみたり、
それらの方がお休みされた日には自分から率先して
メンバーの管理をしてみてはいかがでしょうか。

あたかも「目指すもの」のごとく、
考えたり発言してみたりしてみることで、
自分がそういった役割が出来ると「錯覚」するのと同時に、
「彼は~になりたいんだ」と周りが理解してくれるようになるかと思います。

そして、本人の日頃の行いが良ければ
きっと応援してくれるようになると思います。

補欠の選手が、途中交代で出て、スタメンの選手より
必死に頑張っていたら、それを見て監督が次回の試合の
スタメンに出してくれるのと同じような状況でしょうか。

もしチャンスが偶然めぐってきたらとりあえずやってみる

そのように自分からつかみ取る意識は強くなかったのに、
ある日上司から

「今度の企画、君に任せるよ」

などと、言われる日もあったかと思います。

もし、自分の目指す方向に近いのであれば、
実力がある、なしに関わらず挑戦してみることが
良いのかなと思います。

やってみなければ、自分が何が出来て、何が出来ないのかも
実際のところ分からないかと思いますので。

事前の準備も大事ですが、完璧な準備が出来ることは
ありませんので、疑似体験を積んで自信がついたり、
突如機会が舞い込んできた時には、多少の不足は忘れて
思いっきり飛び込んでみると、より目指すものに
近づいていくのではないでしょうか。

といいつつ、自分でもできていないことも多いですので、
日々精進すべく頑張ります。

それでは、今日も良い1日を!

今日のまとめ

・起業にせよ、部長になるにせよ、誰でも
 最初は「初心者」から始める

・つまり、その「成りたいもの」になるためには、
 結局は「そのもの」を体験するしかない

・自分の意志だけで、「そのもの」体験できない場合、
 「疑似体験」をすることで、自ら出来ると「錯覚」して
 自信を持ったり、周囲に理解してもらうことが大事ではないか

・そして、もしそのチャンスが来た時には
 多少の出来ないことがあっても積極的に
 飛び込んでみてはいかがだろうか

・何かが出来るまで待っていては、
 次にチャンスは来ないかもしれない

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