20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

逆走したら、ゴールにはたどり着かない。~長時間労働への1つの処方箋~

近況 

visasQというサービスを使いある方と
ディスカッションしてきました。

こういう個人の経験を活かす人と
相談したい人をマッチングするサービスは
今後もっとニーズ出てきそうですね。

人が見つからないぐらいだったら、
多少のお金を払ってでも解決したいと
最近考える僕としては非常に便利なサービスだな
と感じました。

ありがとうございました!

今日の本題 

ヤフーのトップニュースを見て

長時間労働はどうすればなくせるか

という記事がヤフーのトップニュースを
飾っているのを拝見しました。

長時間労働は、賛成/反対は別にして、
多くの方が何かしら意識しているテーマだと思います。

個人的には、腫瘍にも良性と悪性あるように、
長時間労働にも良質と悪質なものがあると考えています。

個人的には、
良質な長時間労働とは

「会社が一気に成長する勝負の時期に、
 一歩でも早く前進するために「時間」を投資すること」

 あるいは

「自分自身が夢中で、気づいたら長時間働いてしまっていること」

一方で悪質なものとは

「作業の非効率さが原因で、帰れる時間に帰れないこと」

 あるいは

 「必要性のない/低い、あるいは間違ったことに時間を費やした結果、
 長時間働いてしまっていること」

と定義される感じがします。

僕個人の考えは、長時間労働に必ずしも反対ではありません。
しかし、悪質のものは無くしたほうが良いと思っています。

その時間があるなら、家族に会う、自己投資をする、
睡眠に充てる方がよっぽど有意義です。

では、そんな時間を減らすためにはどうすれば良いのでしょうか。

逆走したら、ゴールにはたどり着かない

タイトルにもある文章ですが、
よくよく考えると解決すべきことに対して、
全然違うことをやっていたという経験を
したことはないでしょうか?

数学のテストで、間違った公式を使って問題を解こうとして
永遠と悩み続けてしまうのと同じような状態ですね。

僕自身も過去に何度も大反省していることがあります。

顧客や「営業が上手く行かない」と言っていたので、
営業手法の改善提案持っていったら、実は商品設計に悩んでいた
ということは良くありました。

結果、徹夜して作った資料はお蔵入りとなっていました(笑)。

これは、「そもそも顧客は何に困っているのか?」と
問いかけていれば、回避出来たことのように思います。

そうした経験も踏まえて感じるのは、
仕事を始める一歩前に
 「何を解決すべきなのか?」
 「なぜこの作業をすべきなのか?」
という「問い」をするだけで、
目標達成によりあう方法を選ぶことが出来るということです。

やる必要性の低いものに対して時間を注がないこと、
そのためにも作業前に「問い」をすること。

これが長時間労働を回避する1つの処方箋だと僕は信じています。

それでは、今日も良い1日を!

今日のまとめ

・長時間労働にも良質なものと悪質なものがある

・「作業効率の低さによる遅延」あるいは「必要ない、
  間違ったことをし続けることによる浪費」といった
  悪質な長時間労働は無くした方がよい

・特に、解決すべき課題と違う方向へ向かってしまう
 「逆走型作業」をしてしまうと、費やした時間の
 多くは報われないものとなってしまう

・そうした事態を避けるためには、
 作業に取りかかる前に「問い」をすることが大事

・「顧客は何に困っているのか?」
 「なぜその作業をすべきなのか?」
 と問いかけることで目的に合う方法を選ぶ
 ことを習慣づけてみてはいかがだろうか

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