20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

小説家になりたいと言って、書ききった人は5%

近況 

一昨日は、水産等の貿易をされている社長の方と
尊敬する同僚及び後輩との飲み会でした。

マニアックな話でしたが、非常に盛り上がって良かったです。
話聞くたびに「海外」に目を向けないといかんな、
と最近は感じています。

Sさん、ありがとうございました!

そして、本日いよいよセミナー開催です。
久しぶりのセミナーのため、若干緊張していますが、
まあきっと大丈夫と信じて頑張りたいと思います。

今日の本題 

とあるお茶会で

先日はあるメディア企業の役員の方とお茶会をしていました。

新規サービスについてのディスカッションだったのですが、
最後の方は雑談になり、今後のことについての話し合いました。

その際に、ちょっとしたビジネスアイデアをこちらからも
お伝えしたのですが、その際に言われた言葉が
今も頭に残っています。

「小説家になりたいと言って、実際に原稿を書ききれる人は
 5%しかいません。サービスも同じです。
 出し切ってしまうだけでトップ5%に入れるので、
 あきらめずに頑張ってください。」

メディア企業の方ですので、シンプルかつ分かりやすい
説明はもちろんですが、同時にとても示唆のある
内容だと感じました。

思いつくのとやるの違い

ふと思い出すと、何かの本で起業家の方が
お話しされた内容も似たようなことでした。

「同じようなサービスやアイデアを思いつく、
 人間はいるけど、それをやる人間はほとんどいない」

以前、「百考は一行にしかず」 という記事にも
書きましたが、行動すると想定外のことが
数多く発生し、苦労する事が大半です。

そして、誰もが何かしらそうした体験をしているから
新しい事を思いついても、行動しないよう体が
プログラミングされているのかもしれません。
結果、明日が重くなってしまうのでしょう。

しかし、フットワークが軽ければ良いのかというと
それだけでも物足りないんだろうなと僕は思っています。
(身軽であることは非常に大事なことですが。)

では、いったい何があれば、「5%」まで入る事が
出来るのでしょうか。

それは、体が勝手に続くような、
「やる気のスイッチ」が入った状態になることが
大事だと僕は思っています。

気づいたら朝まで資料をつくっていたなど、
のめり込んでやるからこそ、
多少のつらい時期でも乗り越えることが出来て、
「やり切る」ことにつながるのだと思います。

僕で言うと、昔の就職支援の活動や今日開催するセミナーの
運営などはそれに近しい感じがします。

仕事をしながら、ブログもかき、それに加えて最近では
人に会うようにしていると、時間が足らなくなってきます。
最近では平均睡眠時間が5時間きりそうです。
(もっと激務の方もたくさん知っていますが)

それでも、このセミナーの準備時間を作り続けることが出来るのは、
自分の中でやる気のスイッチが入ってしまっているから
だと感じています。

では、どうやったらやる気のスイッチが入るのか。

これは、僕の現在の感覚ですが、そもそも入るものと
入らないものがあるから、探すにつきるというところです。
(どんなものでも「やる気のスイッチ」を入れる事が出来る
 メソッドがつくられたら、販売します(笑))

だから、何でもかんでも「5%」を目指せとは、
僕は思いません。色々試してみて、とりあえず距離を置くものが
いっぱい出てくると思います。

大事なのは、「やること」と「あこがれ」を切り分けて
自分の中に蓄積し続けていくことなのかなと思います。

そして、「やること」に集中する。
そうすることで、「5%」に近づくと思います。

台風に負けず、今日も良い1日を!

今日のまとめ

・小説家になりたいと言って、書ききった人は5%
 という言葉がある

・思いつくのと行動するのには大きな壁がある。
 それは行動すると想定外の事が発生し、苦労するので
 簡単には人が動かないようになっていることと

・そして、「5%」に入るには「やる気のスイッチ」が必要

・しかし、そのスイッチは、何にでも使えるものではない
 ため、自分で探すしかないのではないか

・まずは、様々なことに挑戦し、「やること」と「あこがれ」を
 自分の中で蓄積し、「やること」に集中していくことが大事だろう