小説家になりたいと言って、書ききった人は5%
近況
一昨日は、水産等の貿易をされている社長の方と
尊敬する同僚及び後輩との飲み会でした。
マニアックな話でしたが、非常に盛り上がって良かったです。
話聞くたびに「海外」に目を向けないといかんな、
と最近は感じています。
Sさん、ありがとうございました!
そして、本日いよいよセミナー開催です。
久しぶりのセミナーのため、若干緊張していますが、
まあきっと大丈夫と信じて頑張りたいと思います。
今日の本題
とあるお茶会で
先日はあるメディア企業の役員の方とお茶会をしていました。
新規サービスについてのディスカッションだったのですが、
最後の方は雑談になり、今後のことについての話し合いました。
その際に、ちょっとしたビジネスアイデアをこちらからも
お伝えしたのですが、その際に言われた言葉が
今も頭に残っています。
「小説家になりたいと言って、実際に原稿を書ききれる人は
5%しかいません。サービスも同じです。
出し切ってしまうだけでトップ5%に入れるので、
あきらめずに頑張ってください。」
メディア企業の方ですので、シンプルかつ分かりやすい
説明はもちろんですが、同時にとても示唆のある
内容だと感じました。
思いつくのとやるの違い
ふと思い出すと、何かの本で起業家の方が
お話しされた内容も似たようなことでした。
「同じようなサービスやアイデアを思いつく、
人間はいるけど、それをやる人間はほとんどいない」
以前、「百考は一行にしかず」 という記事にも
書きましたが、行動すると想定外のことが
数多く発生し、苦労する事が大半です。
そして、誰もが何かしらそうした体験をしているから
新しい事を思いついても、行動しないよう体が
プログラミングされているのかもしれません。
結果、明日が重くなってしまうのでしょう。
しかし、フットワークが軽ければ良いのかというと
それだけでも物足りないんだろうなと僕は思っています。
(身軽であることは非常に大事なことですが。)
では、いったい何があれば、「5%」まで入る事が
出来るのでしょうか。
それは、体が勝手に続くような、
「やる気のスイッチ」が入った状態になることが
大事だと僕は思っています。
気づいたら朝まで資料をつくっていたなど、
のめり込んでやるからこそ、
多少のつらい時期でも乗り越えることが出来て、
「やり切る」ことにつながるのだと思います。
僕で言うと、昔の就職支援の活動や今日開催するセミナーの
運営などはそれに近しい感じがします。
仕事をしながら、ブログもかき、それに加えて最近では
人に会うようにしていると、時間が足らなくなってきます。
最近では平均睡眠時間が5時間きりそうです。
(もっと激務の方もたくさん知っていますが)
それでも、このセミナーの準備時間を作り続けることが出来るのは、
自分の中でやる気のスイッチが入ってしまっているから
だと感じています。
では、どうやったらやる気のスイッチが入るのか。
これは、僕の現在の感覚ですが、そもそも入るものと
入らないものがあるから、探すにつきるというところです。
(どんなものでも「やる気のスイッチ」を入れる事が出来る
メソッドがつくられたら、販売します(笑))
だから、何でもかんでも「5%」を目指せとは、
僕は思いません。色々試してみて、とりあえず距離を置くものが
いっぱい出てくると思います。
大事なのは、「やること」と「あこがれ」を切り分けて
自分の中に蓄積し続けていくことなのかなと思います。
そして、「やること」に集中する。
そうすることで、「5%」に近づくと思います。
台風に負けず、今日も良い1日を!
今日のまとめ
・小説家になりたいと言って、書ききった人は5%
という言葉がある
・思いつくのと行動するのには大きな壁がある。
それは行動すると想定外の事が発生し、苦労するので
簡単には人が動かないようになっていることと
・そして、「5%」に入るには「やる気のスイッチ」が必要
・しかし、そのスイッチは、何にでも使えるものではない
ため、自分で探すしかないのではないか
・まずは、様々なことに挑戦し、「やること」と「あこがれ」を
自分の中で蓄積し、「やること」に集中していくことが大事だろう