20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

振返りは2度する

近況 

昨日は、後輩の誕生日祝いでした。

進路も無事決まっているようですし、
来年が楽しみです。

Wさん、ありがとうございました!

今日の本題 

26日セミナー後にしていたこと

引き続き、セミナーネタです。
今日は、ちょっと視点を変えて、セミナー後に
自分が何をしていたかをお伝え出来ればと思います。

セミナー終わった後で、力尽きたのか
昼過ぎまで爆睡していましたが。その後、喫茶店に
行き5-6時間ぶっ通しで黙々と作業をしていました。

何をしていたかというと、
 ・セミナー参加者へのお礼メールの送付
  (+メールのテンプレート化も含む)

 ・セミナー内容、段取りの振返り

 ・次回のセミナーの企画の荒い立案

ということをしていました。

まあ、そんなに凄い事はしていません(笑)。

では、何故このタイミングでそういった事を
していたのでしょうか?
(本当は当日中にがっつりやっておきたかったのですが、
 そこは自分なりに反省です)

人は忘れる生きもの

ご存知の方も多いかと思いますが、
忘却曲線の理論を覚えていらっしゃいますでしょうか?

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出所:wikipedia

 

ざっくりいうと、覚えた物事は
1日でその大半(7割)を忘れてしまうというお話です。

例えば、30前に会話していた内容でも
いざ思い出せと言われたら、中々何を聞いて
話していたかを思い出す事はできません。
(だからこそ、メモを取るという事は大事な行為ですね)

なので、僕はセミナー終了時点で、セミナーに関して
良かったこと、改善点を参加者の方から直接コメント頂き
メモをしました。

そして、そのメモを基に昨日振返りを実施したのです。

また、早いうちに振返りを実施するのが良い理由として、
熱量の高さというものがあるかなと思っています。

やっぱり会終了直後なので、テンションも高いんですね。
なんか、ハイになっているわけです(笑)。

そうした、状態の時の方が、些細な点なんだけど改善すべき
ことなどは数多く出てくる気がします。

セミナーを運営中感じた「上手くいった/これは要改善」
といった感情と記憶のリンクが、まだハッキリしているから
ではないかなと思っています。

自転車でずっこけて、膝の皮擦りむいた直後であれば、
運転の仕方を見直そうとか意識するのと同じ様な感覚でしょうか。

そうして、熱が高いうちに気づいたことを色々と書き残して
行くのが1回目の振返りになります。

時間をおいて2回目

そして、次のイベントを本格的に企画する時など
少し時間を置いてから、2度目の振返りを僕は行います。

この時は、運営の流れだとか、コンテンツの前後の
整合性など、より客観的とか大局的な視点で振返るように
しています。

熱量が高かったときというのは、細かいところには
色々と気づくのですが、その分視点が「近距離」に
寄っている点がデメリットだと感じています。

なので、その熱を下げ、冷静に物事を判断できる
状態になってから、大きな流れそのものを見直すように
しています。

以上のように、2度振返りを実施する事で
細かい部分も、大枠の骨組みも見逃す事なく、
改善につなげる事が出来るのかなと感じています。

台風通過してよい天気ですね。

それでは、今日も良い1日を!

今日のまとめ

・基本的に人間は忘れやすい生き物なので、
 その記憶が残っているうちに振返ることが大事

・さらに、終了直後は熱量も高いため、
 細かい点を色々と気づきやすい

・一方で、直後は視点が近視眼的になっているので、
 大枠の流れを見直すときには少し時間をおいてからの
 方がよい

・振返りは2度実施することで、大きな
 抜けもれなく次への改善につなげることが出来る