20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

質問に困ったら、興味と悩みに立ち返ってみる

近況 

先日は、NPOの就職支援プログラムの
一環としてOBOG訪問会が開催されました。

歴代の参加者(計30名以上)が後輩の
ために仕事について語る姿を見て、
この活動を続けてきて良かったなと
感じています。

また、久しぶりに会えた後輩もいて
嬉しかったです。元気にしていて
何よりでした。

企画してくれた学生スタッフの皆様、
ありがとうございます!

今日の本題 

質問に困る就活生

OBOG訪問は、社会人の方なら
質問する側/される側いずれかでは
少なくとも経験した方が多いのでは
ないでしょうか。

そして、その場で見られる現象の
1つが質問に困り、その場の空気が
静かになってしまうという現象です(笑)

これは、OBOG訪問だけでなく
社会人でも客先に行って質問が
出てこずに固まってしまったと
という経験をされた方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

こうして質問が出てこない現象が
発生した時に学生たちに話を聞いてみると
「何を聞けば良いのか分からなかった」
ということが発生します。

何故こういった現象が起きてしまう
のでしょうか。

何のために質問をするのか

そもそも、質問は何のために
するのでしょうか?

別に「質問しないと罰金ね」
といった強制ではなく、
自発的な行動ですので
その背景には何かしらの
「する理由」があるはずです。

僕はこの理由について

・悩みを解決する

・知りたいという欲を満たす(興味関心)

・相手の考えを整理する

の3つぐらいかなと考えています。

3つ目はとちらかというと
コーチングの要素が強いので
今日は「悩み」と「知りたい」に
フォーカスします。

課題解決と興味関心の2つの質問

さて、「悩みの解決」の質問ですが、
これは身近な例で行くと
「道をたずねる」というのがあります。

目的地に行きたいけど、その道順が
分からない時は、人に質問してその
悩みを解決しますよね。

つまり、質問を通じて「情報を仕入れる」
ことで、自分が抱える問題を解決する
ということになります。

一方で、単純に知りたいという質問は
例えば「気になる相手」の趣味を聴く
といった事が上げられます。

別に趣味を聞く事で、自分の悩みを
解決するわけではないですが、
相手のことを純粋に知りたいから
質問をするわけです。

この手の質問は、子供にも見られます。

「なんで○○なの?」
といった質問を1度や2度は受けたこと
をある方は多いのではないでしょうか。

質問に困ったら

こういった2種類の質問があると
分かると、もう質問には困らなく
なるのではないでしょうか。

つまり、質問に困ったら

・自分の悩みを洗い出してみる
 (解決したいことを出してみる)

・質問相手自信やこれまでの解答に
 「なんで○○なのだろう?」という
 疑問や興味関心を持ってみる

のいずれかをとれば「質問」は
自ずと出てくると思います。

しかし、相手にとっても貴重な
時間なので、質問を出しすぎて
不要に時間を奪うことには
ならないよう気をつけてくださいね。

 

質問にも「量」だけでなく「質」が
存在します。

この質については、極める道が深く
多くの困難を伴うと僕は思っています。

僕自身も日々改善の繰り返しです。

ここについても、考えがある程度
まとまったら記事にしたいと思います。

 

それでは、今日も良い1日を!

今日のまとめ

 

・OBOG訪問で見られる現象の
 1つが「何を質問していいか
 分からなくなってしまう」こと

・そもそも、質問する理由に
 立ち返ってみると、多くは

 ・悩みの解決

 ・知りたいという欲を満たす

 に該当する

・であれば、質問に困った人は
 理由に立ち返り、
 ・自分の悩みを棚卸し

 あるいは

 ・相手や出てきた情報に
  疑問・興味を持つ

 ということを行えば質問に
 困ることはなくなるのではないか