20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

比較をしないことで自信を持つ

近況 

週末は、高校時代から仲の良かった
友人の結婚式でした。

特に大学時代は最も多くの時間を
共にし、悩みなどを共有してきた
間柄なので、その結婚式に立ち会えて
良かったです

今日の本題 

引き続き就活生関連で

OBOG訪問会を見ていて
1つ感じた事がありました。

先日の記事にも書いたとおり、
「何を質問すれば分からない」
という状態が引き起こしている
可能性もあるのですが、
とにかくオドオドした印象に
見えてしまうのです。

普段はぴしっと背筋張っている
学生たちが急にその背中が丸くなり
視線も舌に向いてしまいがちです。

こうした学生がもし、面接もこの
調子のままだと多分通過するのは
難しいだろうなと感じてしまいます。

それは、以前の記事にも書きましたが、
面構えや姿勢で面接の合否が
ほぼ決まっていることも多いと
思うからです。

では、何故こうした現象が起きて
しまうのでしょうか。
(今日は就活生向けにアドバイスです)

自信の有無が見た目にも影響する

別にこの学生たちが、いつも
おどおどしている訳ではないと
思います。

おそらく後輩と一緒のときは
より大らかな態度でいるのでは
ないでしょうか。

それが、
いざ社会人と一緒になると
萎縮してしまうのは
「自信を失ってしまっている」
からではないかなと思います。

自信を失ってしまう事で、
相手に対して怯えてしまい、
結果としてそれが態度にも
あらわれてしまっている
のではないかなと思うのです。

では、何故自信を失ってしまう
のでしょうか。

敢えて比較しない

その原因の1つが、
社会人と今の自分の実力を
比べてしまっている点に
あるかなと思います。

そうすると、社会人は
自分では到底及ばない実力を
持っているので何をアピール
したってかないっこない
と思ってしまいます。

そして、結果として
萎縮することにつながります。

ただ、この工程には1つの
疑問があります。

そもそも、なぜ今の社会人と
自分を比較しなければいけないか
ということです。

それは、経験の数だけでいったら
当然年齢の差があるだけ、その差分は
拡大する傾向にあると思います。

しかし、その経験が欲しいのであれば
新卒採用なんてしません。

むしろ、その人が将来「どんなものを
核として伸びて行きそうか」を
見ているので、学生としては別に
今の自分の核を素直に見せれば良い
だけなのです。

この背景さえ分かっていれば、
学生は社会人と比較する必要がなくなります。

すると自分の自信を失わせる要素も
なくなりますので、自然と見た目も
変わって行きます。

もし、今OBOG訪問や面接で困っている
学生の方はあえて比較することを辞めてみては
いかがでしょうか。
(実は自分も良く自信を失いがちになるので
 その時はこの手法を使っています)

それでは、今日も良い1日を!

今日のまとめ

・OBOG訪問や面接を見てみると
 オドオドした人を見かける

・そのように見えるのは、彼らが
 社会人にあったときに限り
 「自信を失っている」から

・社会人と今の自分の実力を
 比較するから、こうした現象が
 起きるが、そもそもその比較は
 必要の無いこと

・であれば、相手と比較する事を辞め
 素の自分を見せることに
 集中してしまえば、自信のある
 態度を取り戻すことが出来るのでは
 ないか