20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

キャリアの8割は予期せぬ偶然によって決まっているという考え方

近況

昨日は久しぶりに

旧友との飲み会でした。

 

高校以来の再開ですから

お互い見ても分からない

のではという不安もありましたが、

お互い見た目が全く

変わっておらず(笑)、

すぐに見つけることが出来ました。

 

今取り組んでいることや、

この道に進むまでの

意思決定の話は非常に面白く、

刺激となりました。

 

Kさん、ありがとうございます!

今日の本題

友人と飲みの会話で

昨日のKさんは、博士課程を

卒業され、現在は大学で

お勤めされているのですが、

もともと教師になろうという

考えは無かったようです(笑)

 

ただ、出会った先生に魅かれ、

教育と研究双方を両立できる道

に興味を持ち、結果として

今の選択をされているとの

ことでした。

 

こういった話を聞くたびに、

スタンフォード大学

クランボルツ教授が発表した

プランド・ハップンスタンスセオリー

を思い出します。

 

この理論を端的に言うと

「キャリアの8割は予期せぬ偶然」

で決まっているということです。

 

言い方を変えると、

「偶然との遭遇の積み重ねが

 結果としてキャリアになっている」

ということでしょうか。

 

これが本当に真実かは

今後のさらなる調査・研究が

必要になると思います。

 

ただ、個人的にはこの理論を

真実として受け止めてしまって

日々の行動に反映してしまった

方がいいのかなとも思っています。

 

例えば、自分自身の経験でも、

元々恩師となる教師に出会い

教職を志したものの、

高校で自分としては印象の

良くなかった先生方に出会ったため

社会に出ることが決まりました(笑)

 

さらに、偶然友人から

紹介してもらった先輩が

シンクタンクの内定者の方で

そこから経営コンサルタント

志すようになり、結果として入社。

 

しかし、あるプロジェクトが

きっかけで事業を作る側に

回ることを決め、転職。

 

ということで、

元々教師を志していた人間が、

ベンチャー界隈をうろうろする

人間になるという、高校生の自分が

全く想像しなかった未来が

出来上がったわけです。

 

そして、転職や経営コンサルティングの

経験、社内外のご縁が蓄積された

おかげで、当初考えていたよりも

面白い「教育」も出来るように

なり、結果として最初決めた通りの

教職を頑なに目指さなくて良かった

なと思っています。

 

こんな人生を歩んでいるからこそ、

偶然がキャリアを創るという

考えに賛同できますし、

その理論に従うことで

 

「自分にとってのチャンスに

 いつ・どこで出会うか分からないから、

 1回1回の出会いを大事にしよう」

 

「であった時に、飛び込めるように

 日々全力で頑張ろう」

 

気持ちにもなれます。

 

皆様は、どんな考えで人生を

捉えていらっしゃいますか?

 

それでは、今日も良い1日を!

今日のまとめ

・今の仕事や職業を選んだキッカケを

 振り返ってみると、思わぬ偶然に

 遭遇したということがある

 

スタンフォード大学

 クランボルツ教授によると、

 「キャリアの8割は予期せぬ偶然」

 とのこと

 

・理論が正しいかどうかは抜きにしても

 人生が偶然によってつくられると

 とらえた方が

 ・日々の出会いを大事にする

 ・出会った時に大丈夫なように

  日々鍛錬する

 といった発想が生まれてよいのでは

 ないか。