20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

やりきった経験が、行動意欲を生む

近況

今年も講師として登壇した
就職支援プログラムの最終日
でした。

例年の中でも1番、参加者の
成長が目に見えて分かる
講座になったと思います。

準備も含めると半年以上
このプログラムに携わっている
学生スタッフの皆様は
本当にお疲れさまでした。

きっと、この経験は大きな
自信をもたらしてくれると思います。

そして、参加者の皆様、
これからが本番ですね、
この経験を生かして、就活
おおいに楽しんでください。

今日の本題

サディスティックなプログラム(笑)

さて、その就職支援プログラムですが、
年々学生スタッフに引き継がれ
さらにキャリアコンサルタントの方の
力もプログラムも加わる事で、
その内容は毎年進化を遂げています。

しかし、その進化の方向は
どんどんサディスティックなものと
なっているのです(笑)

別にこれは就職活動生をいじめたい
わけでも何でもなく、より意味ある
プログラムにするためにはどうすれば
良いかと考えた結果、
自然とその方向にいきついたのです。

やりきる経験が何よりも大事

就職活動なので、自己分析や
OB訪問をやることも当然のごとく
大事なのですが、そうした方法論や
情報のインプットだけでは、
自分の特徴は見えてきたとしても
「力」がないような状態に近いな
と感じています。

あえて、ドラクエで例えるとすると
「魔法使いと分かったけどレベル1のまま」
といった感じでしょうか。

このレベルを上げるためには
面接を受けるでも、実際に仕事を
体感してみるでも良いのですが、
実践が欠かせないと思います。

しかし、そうした行動に
踏み込む前に「いや自分には・・・」
といった遠慮が走ってしまい
結果として中々上手くいかない
ことがあるなと感じています。

こうした遠慮を取っ払うためにも
何かをやりきるという経験が
大事になってきます。

それがこの就職支援プログラムでは、
プロジェクトチームで2ヶ月にわたって
企業さまに事業提案をするといった
内容です。

実際に、事業立案などしたことも
ないので企業の方やスタッフから
厳しいフィードバックをもらいます。

しかし、それにめげずに企業さまが
ぜひやりたいと思うものを作り上げて
いきます。

そうして、「やりきる」と自分の中で
達成した自信が生まれます。

こんなに厳しい事をやりきったのだから
他のことだって出来るはずという
実績にもとづいた自信ですね。

この自信が生まれると、何事にも挑戦が
しやすくなり、自分の強みがさらに磨かれ、
結果として就職活動も上手くいきやすく
なります。

今回は就職活動をベースに書きましたが、
これは日々の仕事でも同様だなと感じます。

明日も良い1日を!

今日のまとめ 

・就職支援プログラムでは、
 「やりきった」経験を生むための
 環境づくりを年々強化している

・自己分析など、一般的な就職活動対策を
 しても、自分の強みは見えてくるが、
 「力」が足りないから

・ドラクエに例えると
 「魔法使いだけどレベル1」
 の状態

・さらに、レベルを上げて行くには
 実践が大事だが、そもそも
 挑戦する意欲が湧かない事も多い

・こうした意欲を生む為にも
 「やりきった」経験を通じて、
 挑戦するための「自信」を
 持たせることが大事になる