20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

まずは色んなものに接してみる

近況

就職活動生と様々な業種の
社会人が交流するイベントに
参加させて頂きました。

リクナビ、マイナビがオープンし
これから頑張ろうという学生の
皆様のお話はフレッシュであり、
自分自身も初心の気持ちを大事に
しなければなと改めて感じました。

お誘い頂きまして
ありがとうございました!

今日の本題

最初から選り好み

せっかく就職活動生の方々に
お会いしたので、本日は就活生
よりのメッセージを書ければと
思います。

イベントに参加していて感じたのが
特定の業種あるいは社会人のところに
ずっと寄りかかって話を聞いていたな
という印象を受けました。

当然、社会人の出来不出来や、
話かけやすい雰囲気などの問題があり、
傾向がある程度存在するのは分かります。
(僕は当然ながら大したことありませんが:汗)

しかし、その行動は、
少々もったいないかなと感じました。

というのも、今感じている自分の志向が
的を得ているものなのか、検証しきれて
いないからです。

まずは、いろんなものに触れてみる

例えば、食事で考えてみると、
もったいなさがイメージしやすいかと
思います。

ある日入った洋食屋で初めて
パスタ(ナポリタン)に出会ったとします。

それがそこそこおいしかったものだから、
他の店に通わず、ひたすらナポリタンを
食べつづけ、それが自分の中でもっとも
美味しいパスタであると信じている
人がいたらいかがでしょうか?

ちょっと遠出してみれば、
イタリア料理屋で美味しい
ペペロンチーノやカルボナーラが
食べられるかもしれないのに、
もったいないなと思いませんでしょうか。

当然、新しくチャレンジしたお店で
はずれ商品に出会うように、
様々な社会人の先輩方に会うと、
「合わないな」と感じる相手も
出てくると思います。

その一瞬では、つまらない時間と
感じてしまうかもしれませんが、
むしろ、その「合わない」を
どれだけため込むかが、
より「合う」会社や人が
どこなのかを見極めるための
参考情報となると思っています。

当然「合う」と感じた会社の中でも
その相性には違いがあるでしょう。

某アイドルグループに
「推しメン」というカテゴリーが
存在するように、人の志向や相性と
いったものは、どこまでいっても
相対化されるものだと思っています。

そうした中で、より「合う」会社や
人を探すためにも、その比較する
相手をたくさん持つことが重要だと
思います。

また、そうした行動を繰り返す中で
質問の仕方や、逆に自分を覚えて
貰うためのアピールの仕方の精度も
上がっていくでしょう。

(一部の天才を除き、
 誰でも最初は初心者です。
 つまり、経験を積んだもん勝ち
 ということです)

ということで、若干おじさんくさい
話にはなってしまうのですが、
まずは会社や人を選り好みせずに、
いろんな出会いを自ら積極的に
もってみることで、よりより選択肢に
出会えると思います。

引き続き、頑張ってください!

今日のまとめ

・学生と社会人との交流会などで
 見かけるのが、一部の社会人の
 話だけ終止きくなど、選り好みを
 していること

・しかし、例えばパスタで
 ナポリタンしか知らない状態で、
 人生を終えるのがもったいないと
 感じるのと同様に、就活においても
 知らないが故により良い選択肢を
 逸している可能性がある

・また、より自分に合うものは
 何かと比較しないと見つけるのが困難

・そのためにも、まずは様々な
 会社や人に会って、自分の好みを
 研ぎ澄ましていってはいかがだろうか