20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

変われないことの怖さ

近況

御殿場でビール飲み放題の
ツアーに参加してきました。

ビアサーバーから直接注げる
タイプだったので非常に美味しく
楽しめました。

また、いきたいと思います!

今日の本題

昔一番大きかった区

ツアーの途中で聞いた話なのですが、
東京都で一番大きい区はご存知でしょうか?

ガイドさんに聞いた話によると
大田区のようです。

しかし、実は昔は世田谷区が
都内で一番大きい区だったようです。

どうして、そのような事が
発生したのでしょうか。

ガイドさんの話を聞き進めていくと、
大田区は羽田空港等開発に伴い、
土地の埋め立てを行ったため、
その面積が年々増えていったことの
ことです。

そんな話を聞くとなんだか
世田谷区が可哀想に思えてきますが、
当たり前のことなのですが、
1つのことを思い出しました。

変わらないことの怖さ

世田谷区に悪気は無いのですが、
土地を拡大するという「変化」の
要素を持てなかったが故に、
かつては一番であった彼らは、
大田区に抜かれてしまいました。

人間に置き換えても色々と言えそうです。

例えば、かつてはその分野の第一人者
であったとしても、地位に安住していたら、
やがて努力した別の方に抜き去られてしまう。

といったこともあるでしょう。

変えない事が大事な事もあると思います。
一時的なトレンドに流されず、信念に従い
相手に取って大事なことを愚直にやり続けた
結果、中長期的に信頼を築くことが出来た
ということもあると思います。

老舗企業と言われる企業は、
そういった信念を持っている事が、書籍や
お話を伺う中で感じます。

しかし、彼らはそういった信念を変えない
一方で、その時々の時代の流れに合わせて
「変えるべきところ」はしっかり変えて、
昔ながらのやり方に必ずしも固執する事なく、
常に進化しているように思います。

僕らの生き方としても、変えるべきでない
信念のようなものと、その時代や自身の今の
能力に応じて、変えていくべきところは
どんどん変えていくことで、より生き方を
進化させることが出来るのではないでしょうか。

今日は、少しライトですが、ここまでとします。

それでは、今日も良い1日を!

今日のまとめ

・土地の埋め立てとうで拡大した大田区と
 違い、土地の拡張等出来なかった世田谷区は
 都内で一番大きい区の座を抜かれてしまった

・人間でも同様に、もともと第一人者で
 あったとしても努力を怠ればあっという間に、
 他の者に抜かれてしまうこともある

・一方で、一時的な流行などに流されない
 変えるべきでない信念も存在する

・そうした信念は大事にしつつ、
 「変えるべきところは変える」の精神を
 大事にすることで、生き方をより進化させる
 ことが出来るようになるのではないか