20代で7社の転職を経て企業再生の中の人のブログ(旧:AB型企業内自由人ムライの万華鏡)

大手シンクタンクやWebサービス会社、外資系コンサル戦略部門を経て、今は流通業の再生に中の人が日々の日常について話します。尚、本ブログの投稿内容は会社とは一切とは関係なく、一個人の見解として記述いたします。

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近況

後輩の結婚式でした。

大学時代からの付き合いですが、
そのまっすぐな姿勢が多くの人の
信頼を得ていて、会場に集まる人も
みな良い人ばかりでした。

集まった人の多さも彼の人徳に
よるものだと思います。

Tくん、ご結婚誠におめでとうございます!

今日の本題

結婚式のスピーチで

引き続き、結婚式ネタです。
彼の披露宴で上司の方のスピーチが
非常に印象的だったので、失礼ながら
引用させていただきたいと思います。

少し話がそれますが、彼の所属する
会社は非常に優秀な方が集まり、
業績も好調な企業です。

そんな企業で若くして、管理職まで
昇進された方のスピーチでした。

その方のスピーチで、
新郎に対して与えられた宿題として、
これから50年後に奥様とどういう
生活をしていたいかを回答してほしい
という無茶ぶりがありました(笑)。

新郎自体は先輩たちにお酒を飲まされながら
も必死に回答を考え、披露宴の終わりには
素晴らしい回答をしてくれました。

ただ、今日の本題はこの質問が非常に
良い質問だなと思ったことについて
書いてみたいと思います。

常に全体像と互いの影響を考える

就職活動や転職活動においては、
どういうキャリア(仕事人生)を送りたいか
ということに主眼が置かれがちです。

しかし、その考え方だと想定外の事態に
巻き込まれることが多くなるなと最近では
感じます。

何故かというと仕事人生も、自分の生きる道の
パーツであり、その他の要素と互いに影響を
受けているためです。

例えば、仕事が大事だという人にとっても、
生んでくれた親や、恋人、あるいは子供と
いった家庭があることが多いでしょう。

その家庭関係が良好であれば、より仕事も
充実するかもしれませんが、仕事が忙しく
なりすぎたり、やりたいことと方向性が
ずれてくると、そのストレスが家庭関係に
悪影響を与え、さらにはそのストレスが
循環して仕事にも影響を与えることもあります。

この話は、以前に僕の家族の話の時に簡単に
触れさせていただいたのでこれ以上詳しくは
述べません。

複雑系とかシステム思考などとその考え方は
近いのですが、そこまで小難しく考える
必要はないと思います。

常にその自分が着目している要素に対して
影響を与えるものはないか、またその影響を
与えるもの自体が自分にとって実は大事な
ことであったりしないか考えてみるだけで
自分の取りうる選択肢は変わるのではない
でようか。

それでは、今日も良い1日を!

今日のまとめ

・後輩の披露宴でのスピーチに、自分の50年先の
 夫婦関係について問う質問があった

・就職活動や転職活動など仕事にフォーカスが
 いく際に自身のキャリア(仕事人生)のことは
 良く着目されるが、そのほかの家族関係等の
 要素は軽視されがち

・しかし、そうした「他」の要素こそ、自分が
 着目している要素に影響を与える。

・単独的な視点ではなく、その大事な要素を
 覆う世界やその他の要素も含めて、自分の
 取りうる選択肢を考えてみてはいかがだろうか